2018/08/30新時代のリーダー先人の経営者に学ぶ/外食業界に生きる人間として常に創造的でなければならない。「独自の思想が社会的な意義を生む」

自分の会社の思想や社是を決めるにあたっては、トップ自らが様々な勉強をし、どのように社会にかかわっていくかを十分に考えてこそ、企業としての進むべき道や役割が見出せるものである。 ともかく成功企業の物真似に終始してはならない。他社のよい部分をどのように自社に焼直してどのように導入するかということを考えるべきであろう。真の成長を望むならば、事業内容の全てにおいて、その事業が属する業界全体を分析する視野と、マーケットの細部を見る目を養うことだろう。

「物まねは本物を超えなければモノマネのままの力しか発揮できない」

その中から具体的にどのような事業をするのか、企業を牽引する立場の人が十分に内容を考え、それに取り組むうえでの企業の思想をつくることだ。そこから、誰もまだやっていない事業や方法を見つけ出せれば、自社の思想にまで結びつけられるかが、企業の盛衰を大きく左右するといっても過言ではない。

外食企業においてはとくに、どこかの店が繁盛していると聞けば、すぐに競って似たような店をつくり市場を食い合うということが日常茶飯事である。そうではなく、他社から学んだことを生かしてオリジナリティのある飲食店を開業する力を持つことである。
それは「その会社ならではの思想を生み出すこと」に他ならない。真の社会的意義を持つ企業ということは、そうした思想が生み出すものであることを忘れてはならない。

いかなる事業や企業のトップの立場にいるものとして大切なことは、日々の自己研鑽や業界の広い視野を持つことも十分に大切なことであることには変わらないことである。 しかしトップに立つものは、常に孤独であり、いわば鎧を被った戦士にようにもの、自分自身の心の葛藤や自分の中に存在するもう一人の自分との常に葛藤していることである。

つまり優秀かつ企業を常に正しい方向へと導いていける経営者とは、自分の心のセルフコントロールができているかいないかが大切であり、その心のコントロールこそ、成功のカギに繋がることであり、常に信じる者は自分そのものであることを忘れてはならない。